今回は、私が体験した1泊2日の流産手術の流れをご紹介したいと思います。
≫≫≫初めての妊娠。そして産婦人科で言われたコト…の続きのお話です。
不妊治療をおこなっていた時期は2015年~2018年の間です。
当時のことを思い出しながら書いていますが、結構前のことなので忘れていたり、記憶が間違っていることがあるかもしれません。どうぞご了承ください。
流産を告げらてから手術までの間
病院で稽留流産を告げられた翌日くらいに、急につわりがスッとなくなりました。
この時に「あ~、本当に赤ちゃんは成長していないんだな」と思いました。
その後、流産手術までの数日間はクセのように頻繁にお腹をさすっては、「もしかしたら今、心拍が動き出したかもしれない」と願ったり、「私のせいでごめんね」と謝ったりを繰り返して過ごしていました。
また、私の場合は、手術までの間に出血や腹痛はありませんでした。
【1泊2日】流産手術~帰宅までの流れ
私が経験した流産手術は1泊2日でした。私が通っていた産婦人科は本当は日帰りでの流産手術をおこなっていましたが、私の母が「もしも術後に何かあったら大変だから」とものすごく心配していたため、病院にかけ合って1泊2日にさせてもらいました。
流産手術日は2015年9月中旬、妊娠8週目後半の時でした。
- 生理用ショーツ
- 夜用のナプキン3枚くらい
- 同意書
午前10時、産婦人科へ
当日の朝は食べ物も飲み物も口にしてはいけないと言われていたので、何も食べずに病院へ行きました。
まず、診察室で超音波検査をおこない、赤ちゃんの確認をしました。この時点でも心拍がないため、手術が正式に決定。この時に子宮口を開く前処置をしました。
この前処置がかなり痛かったです…。
その後、個室(回復室)に案内され、ベットに横になりながら看護師さんからの指示があるまで待ちました。
この時に、夜用のナプキンと生理用ショーツを看護師さんに渡しました。術後、寝ている間に履かせてくれるそうです。
午後、流産手術
お昼頃、手術着に着替えて点滴が始まりました。
手術前にトイレに行っておくように言われたので、トイレに行き、その後、手術室へ。
点滴に麻酔を入れる前に、最後にしっかりとお腹を撫でて、心の中で「お腹に来てくれてありがとう」と「ごめんね」を伝えました。
その後の記憶は全くなく、次に目が覚めた時には個室のベットの上でした。
ちなみに、手術は10分くらいで終わったそうです!めっちゃ早い!
17時、目が覚める
目が覚めた時は、自分がどこにいるのかよく分からず、ボーっとしていました。
ドラマとかでよくある、「ここはどこだろう?」状態でした。
少しして「あ~、そっか~」と思い出して、頭の横にあったナースコールを押しました。
看護師さんが来てくれた後、一回立ち上がってみましたが、思ったように体が動かなくてフラフラしました。
18時、内診
術後の子宮の確認で、超音波検査をしました。
空っぽになった子宮…。この瞬間、「本当にもうお腹の中に赤ちゃんがいないんだな」と実感し、悲しみが一気に込み上げてきました。
その後は個室に戻り、夕食を食べて、持参していた小説を読みながら過ごしました。
さすがにこの日は全く眠れなかったので、小説を持って行って良かったです。
翌日午前9時30分、帰宅
病院の診察が始まる9時30分に夫が車で迎えに来てくれました。
その後、子宮収縮剤と抗生剤をもらい、お会計を済まして、1週間後に診察の予約を入れて帰宅しました。
手術後は…
術後は2~3日は自宅で安静に過ごすように言われたので、ずっと心配してくれていた母が2日間家事をしに家に来てくれました。
母が料理・洗濯・掃除・買い物全てをやってくれたので、私は2日間、本当に寝て過ごしました。
流産後は一人になるとどうしても赤ちゃんのことばかり考えてしまうので、母が来てくれて、話し相手になってくれて母の存在にとても助けられました。
夫が仕事に行った後も、母のお陰で一人にならなくて済んだので気が紛れました。
流産手術の1週間後に経過観察で病院へ行きました。診察の結果、経過も順調でした。
次の生理は手術から大体1ヵ月後には来ました。
保険は大事!
私は女性保険に加入していたので、手術にかかた費用にプラスで数万円戻ってきました。
今まで保険を使う機会がなかったので、“なんで毎月払っているんだろう…”と思いながら保険料を払っていましたが、ちゃんと入っておいて良かったです!
生活をしていく上で、お金はとても大切です。私にとっては、今後も不妊治療を続けていくつもりなので、少しでもお金があるに越したことはありません。
保険の申請ってなんか面倒くさいなと後回しにしてしまいがちですが、女性保険に入っている人はしっかりと手続きした方がいいですよ!
続きは、≫≫≫流産後、ツラくて前に進めない私を救ってくれた言葉へ。