不妊治療の病院を探す時に産婦人科に併設されている婦人科はやめた方がいい理由をお伝えします。
≫≫≫「もう無理…(涙)」妊活と仕事のストレスで退職を決意!の続きのお話です。
私が不妊治療を始めようと思ってからまず最初にしたことは、病院探しです。
私は最初、近所の不妊症検査などもおこなっている婦人科へ行きました。
でも、結論から言うと、これから不妊治療の病院を探そうと思っている人は、産婦人科に併設されている婦人科ではなく不妊治療専門クリニックへ行った方がいいです!
私が婦人科はやめた方がいいと思った理由は3つあります。
- 精神的にツライ
- タイミング治療もしくは人工授精までしかおこなっていなところが多い
- 先生の熱意の違い
今回は、上記の3つの理由についてお伝えしたいと思います。
これから不妊治療を始めようと思っている人の病院探しの参考になったら嬉しいです。
不妊治療をおこなっていた時期は2015年~2018年の間です。
当時のことを思い出しながら書いていますが、結構前のことなので忘れていたり、記憶が間違っていることがあるかもしれません。どうぞご了承ください。
不妊治療の病院探しで婦人科はやめた方がいい3つの理由
理由①精神的にツライ
精神的にツライというのは、婦人科は大体産科と併設されているので、待合室で妊婦さんや赤ちゃんと一緒になります。
「妊娠したい」、「赤ちゃんがほしい」と切羽詰まっている時に、お腹の大きな妊婦さんや赤ちゃんを抱っこしているママを見ると、精神的にかなりやられます。
その環境に耐えられるくらい強い心を持っていないと、ツラくなってしまうと思います。
不妊治療専門クリニックなら妊婦さんと会うことはないし、クリニックによっては子ども連れNGのところもあるくらい配慮されているので、そういう面での精神的負担は少ないです。
理由②タイミング治療もしくは人工授精までしかおこなっていなところが多い
婦人科は、タイミング治療や人工授精までしかおこなっていなところが多いです。
私が最初に行った婦人科でも、不妊治療はタイミング治療まででした。人工授精や体外受精に進む場合は、結局、不妊治療専門のクリニックを探すことになります。
タイミング治療で妊娠すればいいけど、そればっかりは誰にも分かりませんよね。その先に進む場合は、また病院を探して、その病院で検査をして…と、二度手間になってしまいます。それなら最初から不妊治療専門クリニックへ行った方がいいと思いました。
理由③先生の熱意の違い
先生の熱意が違うというのは、私の体験談ですが、最初に行った婦人科では診察で「不妊治療の検査をしたい」と言ったら、先生から「年齢も29歳で、妊活を始めてまだ1年なら不妊症じゃないから検査しなくて大丈夫」と言われ、検査をしてもらえませんでした。
現在(2022年)は妊活を始めて1年で妊娠しなかったら不妊症とされていますが、私が治療を始めた当時の不妊の定義は2年でした。
結局この時におこなったことは、問診と診察、超音波検査で子宮の形の確認のみで、「子宮の形もキレイだから問題ない」と言われて終わりました。
1ヵ月でも早く妊娠したいと思っていた私はその結果に納得ができず、そのあと速攻で不妊治療専門クリニックを探しました。
家から通える距離で口コミのいいクリニックを見つけて初診の予約をすると、予約がいっぱいで3ヵ月待ち状態でした…。治療を始めようと思ったらすぐにでも予約をした方がいいですよ!!
約3ヵ月待ち、初診の日は、問診、診察、超音波検査、血液検査をおこないました。その血液検査の結果、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だと分かりました。
妊娠しにくい原因があったということはきちんと検査をしないと分からないことだったので、早めに検査をして良かったと心から思いました。
まとめ
私は、妊活から不妊治療へ進む時、「自分に不妊の原因なんて無いから大丈夫」と思いたくて不妊治療専門クリニックは大げさだと目をそらして避けていました。
なので、最初はハードルが高いと思ってしまう気持ちはとてもよく分かります。
婦人科での治療で赤ちゃんを授かれたら、それはすごく喜ばしいことですが、いつ授かれるかは誰にも分かりません。なかなか授かれなくて、不妊治療専門クリニックにステップアップするかもしれません。後で“無駄な時間を使ってしまった”と後悔しそうだなと思う場合は、初めから不妊治療専門クリニックも視野に入れながら探した方がいいと思いますよ!
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