今回は、不妊治療専門クリニックで初診の時におこなった検査の結果をお伝えしたいと思います。
≫≫≫いざ、不妊治療専門クリニックへ!初診ではどんなことをするの?の続きのお話です。
私の体験談が、これから不妊治療専門クリニックへ通おうと思っている方の参考になったら幸いです。
不妊治療をおこなっていた時期は2015年~2018年の間です。
当時のことを思い出しながら書いていますが、結構前のことなので忘れていたり、記憶が間違っていることがあるかもしれません。どうぞご了承ください。
検査結果は…
初診が終わった数日後、検査の結果を聞きに不妊治療専門クリニックへ行きました。
検査の結果、卵巣に残っている卵胞数が少ないということが発覚しました。これは、抗ミュラー管ホルモン検査(AMH)で分かりました。
…と言われても、「卵胞数が少ないとよくないの?」と思いますよね。
私も、最初は“?”でした。
抗ミュラー管ホルモン検査とは?
抗ミュラー管ホルモン検査(AMH)について先生から詳しく話を聞いたところ…
女性は生まれつき200万個もの原子卵胞というものを持って生まれてくるそうです。
この原子卵胞は生体活動をストップさせた状態でストックされていますが、徐々に卵子を排出できる成熟卵胞に成長します。
抗ミュラー管ホルモン(AMH)は、この成長途中である「前胞状卵胞」の時に分泌されるホルモンで、検査でAMHの数値が分かります。AMH値は、卵子在庫数の指標となるそうです。
私は、このAMH値が低かったのです。
AMH値が低いと妊娠しづらいの?
AMH値が低いと妊娠にどんな影響があるのか、簡単にまとめると
- 卵子の数が少ないから、質の良い卵子が育つ確率が低くなる
- 普通の人よりも閉経するのが早くなる
先生から、「普通の人の妊娠力が7だとすると、私は3くらい」と言われました。
そりゃなかなか妊娠しないわ…
原因が分かり納得するとともに、今まで月経不順もなく、生理痛も軽い方だったので、「まさか自分に不妊の原因があるなんて…」という衝撃でうっすらと泣いてしまいました。
そんな、もろショックを受けている私を見て、先生は「他の人よりも早めに閉経するだろうから、早く分かってよかったね!まだ30歳前だから、今から治療をすれば妊娠できる可能性はあるよ」と励ましてくれました。
その言葉を聞いて、“確かに!閉経したらもう妊娠はできないから、私の場合は本当に早く原因が分かって良かった!”と、なんとかプラス思考に切り替えることができました。
治療を始めるにあたり、治療方針の説明や夫の検査もおこなった方がいいということで、次回の診察は夫婦で来るように言われてこの日は終了しました。
私は不妊の原因を知ることができて良かった!
不妊の原因が自分にあるという事実を知るのは、とっても怖いことです。この一言で自分を責めてしまうし、今まで築いてきた夫婦関係が変わってしまう可能性もあります。
でも、私はこのタイミングで知ることができて良かったと思っています!
原因を知らずに何年も自己流で妊活し続けて赤ちゃんを授かる機会を逃すよりも、治療をすれば授かる可能性があるんだと希望を持つことができたからです。
不妊検査をして何も原因がなければ心が落ち着きますし、なかなか授からないと悩んでいる方は、自身の安寧のために検査を受けてみてもいいと思いますよ。
続きは、≫≫≫夫婦で不妊治療専門クリニックを来院!治療開始前にどんな検査をした?へ